宇治紬物語館

受付時間:9:00~17:00お問い合わせフォーム

ギャラリー

ギャラリーギャラリー宇治紬物語

宇治紬物語館ギャラリー

宇治紬物語館は、呉服卸・小売店様から一般消費者の方々迄、それぞれの目的に合わせて巾広く対応させて頂いています。

重要無形文化財指定の品や、今では生産されていないものなどをはじめ、日本全国から集めた貴重な紬・絣織物・琉球紅型を卸価格で販売しております。


日本三古橋のひとつに数えられる宇治橋近くの本格木造建築のギャラリーを、お客様との商談の場としてぜひご活用ください。

  ≫ ギャラリー取り扱い商品アイテムリスト


また、江戸・明治・大正・昭和初期の時代衣装コレクシンも月替わりで展示公開していますので、御来館お待ちしています。


開館時間 13:00~15:00(月曜休館) ≫アクセス

織物展示

江戸から大正のギャラリーコレクション

月替わりのテーマ展示と、「諸紙布(もろしふ)」「たらま紅紬」を常設展示しております。

貴重な人間国宝、重要無形文化財の作家の織物を間近でご覧いただけます。

展示の見学は無料です。宇治散策の途中の足休めに、ぜひお立ち寄りください。

2月の展示

2月の展示

商品芸術とは

「これは私の造語ですけれど、うちで扱っているのはあくまで商品芸術です。
商品として売れる値段で、売ることを目的とした芸術であって、売れない値段、売れないほどの手間をかけられても困ってしまう。」

― 手織物流通士 山田標件 (ておりものりゅうつうし やまだ ひでかず)


どんなに芸術性が高くても、着心地が良くなければ、色落ちなど耐久性に問題があれば、商品として成り立ちません。
商品として再現性がなくてはいけないし、売れることを無視しては伝統として生き残れない。

「地域の歴史と伝承、伝統を持ち、高度な技術を持った職人が、売ることを目的として創作した芸術であり、売れるものこそが商品芸術として進歩と発展を果たし、継続されるのです。」

― 出典:青木奈緒「きものめぐり 誰が紬 わが紬」


“手織物流通士”が無料で鑑定いたします

あなたのお手持ちの着物、着尺、帯を鑑定してみませんか

吉野間道 藤山千春吉野間道 藤山千春 800,000円

かつて業界に携わる社員たちは、「修行段階」で商品やそれにまつわる知識を徹底的に叩き込まれたもので、そうすることで流通の各段階では一人前の従業員となってゆき、それと共に和装の伝統も受け継がれてきました。ところが近年は「商材としてのきもの」や「売り方」のテクニックばかりが優先され、その流れが途絶えてしまっているといえます。「後継者不足」は産地だけでなく、流通・販売でも深刻な問題なのです。

織の財団では、織物を流通する中で、最低限知っておいてほしいことを身に付けた者を「手織物流通士」として認定する試験を実施しています。

織の財団の理事長でもあり、織物プロデューサーとして、北は北海道から南は与那国島まで織物産地に出向き、織物作家より直接買い付けしてきた、日本で屈指の“手織物流通士”である山田票件が鑑定いたします。

※鑑定をご希望の方はお問い合わせください。 無料鑑定お問い合わせフォーム

月替わりのテーマ展示 - 2019年 -

古布 - 江戸から大正のギャラリーコレクション

2久留米絣蒲団(明治)・木綿裂織上着(明治)・読谷山花織(明治)

久留米絣蒲団 (明治)

久留米絣蒲団久留米絣蒲団 (明治)

素材/ 縦:木綿、緯:木綿

久留米絣は、福岡県久留米市および周辺の旧久留米藩地域で製造されている絣です。

綿織物で、藍染めが主体です。あらかじめ藍と白に染め分けた糸(絣糸)を用いて製織し、文様を表します。



伊予絣、備後絣とともに日本三大絣の一つとされます。ごく初期の頃は、紋様を考えて絣糸を括るというよりは、細かく適所を括って染め、織上がった時の白い斑点が霰(あられ)のようなるという単純な技法でありました。その後、時を経て現在のような絵絣へと発展していきます。

木綿裂織上着 (もめんさきおりうわぎ) (明治)

木綿裂織上着木綿裂織上着 (明治)

素材/ 縦:麻、緯:木綿

裂織(さきおり)は、寒冷な気候のため綿や絹などが貴重だった東北地方にその発祥の手がかりがみられる。当時は日常生活に用いる衣類や布団などの布を、主に大麻の葉を裂いて細く繊維状にし、こよりのようにして織っていた。これらが裂織の始まりとされている。東北の寒さに耐えるためこれらの麻布は重ねて、刺し子にしたり、布団の中には干し草を詰めたりなどの工夫をしていた。

17世紀になって北前船が入るようになると、近畿から古手木綿の入手がしやすくなった。木綿の肌触りのよさは多くの人を魅了したが、古布とはいえ安いものではなかったため貴重品として「使い切る」文化の中で裂織文化が発展したといえる。

読谷山花織(明治)

読谷山花織読谷山花織(明治)

素材/ 縦:木綿、緯:木綿

花織独特のデザインから、南方から渡って来たものと考えられていますが、時期は定かではありません。しかし朝鮮への贈り物や、ジャワから琉球王国への贈り物として記録が見られるとこらから、15世紀には生産されていたと推測されます。

当時は琉球王朝のための御用布として、読谷住民以外の一般の人々は着用できませんでした。沖縄には多種多様な染織品がありますが、中でも極めて異彩を放っているのが花織です。

花織とは、花柄を織り出した美しい織物といういみです。
花柄と言っても写実的な花模様ではなく、いわば浮織による可憐な点で表したもので、花と言うよりは星に見えるものもあります。花織の魅力は、可憐な小さな花形の模様と、その配色や模様のかたちが発散する南島らしい織物であるといえます。



織物販売

現代の織物

佐渡裂織

佐渡裂織 帯佐渡裂織 帯

裂織(さきおり)は、寒冷な気候のため綿や絹などが貴重だった東北地方にその発祥の手がかりがみられる。当時は日常生活に用いる衣類や布団などの布を、主に大麻の葉を裂いて細く繊維状にし、こよりのようにして織っていた。これらが裂織の始まりとされている。東北の寒さに耐えるためこれらの麻布は重ねて、刺し子にしたり、布団の中には干し草を詰めたりなどの工夫をしていた。

17世紀になって北前船が入るようになると、近畿から古手木綿の入手がしやすくなった。木綿の肌触りのよさは多くの人を魅了したが、古布とはいえ安いものではなかったため貴重品として「使い切る」文化の中で裂織文化が発展したといえる。

読谷山花織

読谷山花織 帯 大城節子読谷山花織 帯 大城節子読谷山花織 帯 仲宗根マサ読谷山花織 帯 仲宗根マサ

花織独特のデザインから、南方から渡って来たものと考えられていますが、時期は定かではありません。しかし朝鮮への贈り物や、ジャワから琉球王国への贈り物として記録が見られるとこらから、15世紀には生産されていたと推測されます。

当時は琉球王朝のための御用布として、読谷住民以外の一般の人々は着用できませんでした。沖縄には多種多様な染織品がありますが、中でも極めて異彩を放っているのが花織です。

花織とは、花柄を織り出した美しい織物といういみです。
花柄と言っても写実的な花模様ではなく、いわば浮織による可憐な点で表したもので、花と言うよりは星に見えるものもあります。花織の魅力は、可憐な小さな花形の模様と、その配色や模様のかたちが発散する南島らしい織物であるといえます。

ギャラリーにてお買い求めいただけます。

佐渡裂織 帯佐渡裂織 帯 / 320,000円

読谷山花織 帯 大城節子読谷山花織 帯 大城節子 / 240,000円

読谷山花織 帯 仲宗根マサ読谷山花織 帯 仲宗根マサ / 680,000円

王府の花布~琉球紅型


琉球紅型 帯 城間栄順琉球紅型 帯 城間栄順琉球紅型 帯 城間栄順琉球紅型 帯 城間栄順琉球紅型 帯 知念績元琉球紅型 帯 知念績元

紅型(びんがた)は、沖縄を代表する唯一の染物です。
紅型は14世紀には裂が現存しており、起源は13世紀頃と思われます。「紅」は色全般を指し、「型」は様々な模様を指していると言われます。
この定義をしたのは染織家で人間国宝の鎌倉芳太郎で、1924年に初めて「紅型」という文字を使ったのが始まりとされています。

紅型には型紙を使う型染めと、糊を筒状の袋に入れて使う筒描きがあります。
型紙を使う場合は主に衣装を作るのに用いられます。
筒描きはうちくい(ふろしき)や垂れ幕など大きなものを染めるときに使われる場合が多いです。

特徴は、沖縄の染織は島に自生する染料を用いるのに対して、紅型は顔料が使われることです。顔料は染料とは違い鉱物性で、重みのある色彩が生まれ、あたたかさと力強さを感じます。

ギャラリーにてお買い求めいただけます。

琉球紅型 城間栄順琉球紅型 城間栄順 帯
680,000円

琉球紅型 城間栄順琉球紅型 城間栄順 帯
580,000円

琉球紅型 知念績元琉球紅型 知念績元 帯
320,000円

来月の展示

3古布コレクション
麻地宮古上布(明治)・藍麻地越後上布絣文様着物(明治)・武者筒描のぼり旗(大正)
現代の着物
宮古上布・越後上布・琉球紅型

平成31年のギャラリー展示企画(予定)

江戸から大正のギャラリーコレクション

※「昭和後期の織物」(A4版/134p/上製本 5,500円 発行:ギャラリー宇治紬物語館)

※ 現物の見学をご希望の方はご連絡願います。


常設展示2階

  • [1] 諸紙布 お客様オリジナルの諸紙布コーナー
  • [2] たらま紅紬

常設展示

~ 紙衣1200年の歴史 ~
    諸紙布 (もろしふ)

諸紙布帯 桜 川下り諸紙布帯 桜 川下り 342,000円(仕立て代込)

紙布(しふ)は、手漉の和紙を細く切り、手もみしたものを布に織り上げたものです。経糸、緯糸共に和紙(竹紙)を使用したものを諸紙布(もろしふ)と言い、和紙そのままを使用した紙衣(かみこ)の伝統を引き継ぐ、和紙を用いた手織りの布で軽くて強くて通気性が良く肌触りが良いのが特徴です。

桜 川下り 元写真

写真や絵を元に、オリジナルの諸紙布帯を制作いたします。

宇治の桜を題材にした諸紙布の帯を織り上げました。

「桜 川下り」
日本最古の橋として知られる宇治橋の上流の宇治川沿いには両岸には「染井吉野」など約2000本の桜が咲き誇り、美しい桜景色となります。周辺には平等院や宇治神社などの観光地がたくさんあります。宇治川には遊覧船が行きかい、優雅に船上からの景色を楽しみながらゆっくりとした時間を過ごせます。

たらま紅紬

たらま紅紬たらま紅紬 360,000円 着尺

多良間村の村花でもある紅花は「タラマバナ」と呼ばれ、首里王府に上納されてきました。しかし、近頃では栽培は途絶えていました。

その紅花を種から栽培し、多良間の新しい織物を生み出そうと「たらま花保存会」が発足しました。

たらま花を染料とした新しい織物を開発するため、紅花の本場山形県から伝統工芸士の小松紀夫さんを招き、紅花を使った染色技術の研修会を行い、新しい多良間島の織物が出来上りました。

紅餅

良質な「たらま花」から紅餅を作る

多良間島では三月~四月頃に花が満開を迎えます。咲いた花の花弁を摘み取り、「紅餅」に加工してから染めの支度に入ります。

お気軽にお問い合わせください!

『木綿手絞り巾着』とコーヒー進呈!『ネットを見て』ご来館いただいた方に

リバーシブル巾着リバーシブル巾着

2015年にオープンして3年。
これまでに、たくさんの方にご来館いただきました。

日頃のご愛顧に感謝を込めまして、ただ今、紬物語ギャラリーでは
『ネットを見て来た』と言ってご来館いただいた方に、
両面使える「リバーシブル巾着」1つをプレゼント!
さらに、カフェスペースにてコーヒー1杯を無料でサービス中です。

ぜひ、お気軽にお立ち寄りください!

レンタルスペース

京都、宇治橋近くの本格木造建築のギャラリーで
あなたの作品を展示してみませんか

宇治上神社や平等院鳳凰堂などの世界文化遺産を有し、悠久の歴史をもつ京都府宇治市に「宇治紬物語館」が2015年9月にオープンいたしました。日本三古橋のひとつに数えられる宇治橋の程近くの本格木造建築のギャラリーで、個展会場やパーティー会場など多用途にお使いいただけます。

1st floor

1階は吹き抜けのある23畳と、喫茶ルーム、キッチンスペース。
入口を入ると、ギャラリースペースが広がり、解放感溢れる吹抜けの空間が来場者を迎えてくれます。

2nd floor

2階は宇治川が展望できる13畳分の琉球畳を敷いた和のスペース。
ゆったりと会話が出来、お抹茶でのおもてなしの場としてもご使用して頂けます。

使用用途

1作品の展示

入口を入ってすぐ、解放感あふれる吹抜けの空間がギャラリースペースとなっています。


重厚な木のテーブルもご使用いただけ、壁に設置されたスポットライトが展示作品を効果的に見せます。

2パーティー会場に

JR京都駅から約20分、京阪三条駅から約33分。アクセスが抜群で、京都市内からも日帰りが楽に出来るので、遠方からのお客さまにも大変便利な場所にあります。


また、キッチンが完備しており、ケータリング等、合わせてご利用して頂けます。

3セミナー会場として

机や椅子をご用意しております。
補助椅子も人数に合わせて準備していますのでご相談ください。


キッチンには、冷蔵庫、食器、コーヒーメーカー等の設備を備え、セミナー休憩時に使用して頂けます。
また、2階の和室は講師等の休憩室としてお使い頂けます。

貸しギャラリーの使用料金 ※要予約

一日(9時~22時の間の8時間) ・・・・・・ 20,000円
一週間 ・・・・・・ 100,000円
延長料金 ・・・・・・ 一時間につき 3,000円

※展示品等の搬入時間も含みます。
※いずれも税別価格/※電気代・水道代込み

お気軽にお問い合わせください!

アクセス

宇治紬物語館ギャラリー 周辺地図

JR宇治駅から1キロ、京阪宇治駅から300メートル

宇治紬物語館ギャラリーは、源氏物語「宇治十帖物語」の「早蕨」の石碑のすぐそば、「さわらびの道」通りにあり、世界文化遺産・宇治上神社の参道にあります。
宇治上神社から300メートル、平等院から550メートル、源氏物語ミュージアムから350メートルと、観光ツアーにも最適のロケーションです。

駐車スペース 3台分


ギャラリー取り扱い商品アイテム

全国紬

北海道
えぞ織 ラベンダー・ハスカップ染めの乱絣。
厚司織 オヒョウ オヒョウの樹皮を草木染め原始機で織る。
東北
白鷹泥染 あけぼの繭、地下1300m温泉泥で媒染。
長井紬 米琉の里、真綿の絣。
越後
越後絣 代表的なくびり絣の里。
湖波絣 木羽定規使用の代表的な絣。
関東
吉野間道 江戸時代吉野花魁愛用、草木染め手織復元。
黄八丈 八丈島の縞・格子の織物。
信州
上田紬 小岩井カリナ作家の紬織物。
三才山紬 松本市三才山で制作された山漆・桜等草木染め。
北陸
越前石田縞 木綿 横糸手紡木綿と竹紙和紙を織り込んだ新石田縞。
能登上布 夏の代表格、櫛押し絣技法。
山陰
弓ケ浜絣 木綿 藍染め絵絣の代表格。
出雲絣 木綿 手紡木綿の藍染め絣。
九州
久留米絣 木綿 重要無形文化財・藍染め括り絣。
真綿大島 真綿の泥染め締めばた大島。
沖縄
琉球絣 日本の絣の原点。
南風原花織 浮き組織の技法。
久米島紬 重要無形文化財・草木染め・泥・絣・手織り。
与那国織 花織り・組織・与那国島で制作。
八重山上布 昔貢納品として制作された白麻絣。
宮古上布 夏物藍絣
紅型 芭蕉 糸芭蕉の生地に玉那覇有公の紅型。
紅型 無形文化財紅型染め。

取り扱い作家

北海道・東北
えぞ織 佐藤房子 ラベンダー・ハスカップを染料として最北の地の織物として今、注目されている染織作家です。 またアイヌの祝い事で使う紋様を刺繍で着物に表現しています。
白鷹板締絣 小松紀夫 歴史上、最北の地の絣として板締絣は最も重要で、その後継者として、また第一人者として注目度No.1。 板に模様を彫り込み、糸を挟んで締め付けた後、染めると模様を彫り込んだ部分だけ糸が染まるというもの。
長井紬 長岡正幸 明治後期から大正時代、米琉として一世風靡した置賜紬の後継者でその第一人者である。琉球泥染調の「とび茶絣」などを再現中。
紅花紬 新田英行 紅花を染料とした紅花紬を作り出した新田工房の後継者として活躍中。
秋田八丈 畠山好子 はまなすを染料とした秋田八丈は生きている。平織の織宝。
関東・信越
吉野間道 藤山千春 縞の中で最も難しい名物裂。草木染100%の手織り紬で染めから織まで一貫作業している女性作家。
黄八丈 菊池洋守 縦縞、格子柄が中心の本場黄八丈のなかで、100%オリジナルを作り続けて黄八丈に新しい風を吹き込んでいる。江戸時代には、将軍家の御用品として正式に貢租として認められた黄八丈。刈安を染料にした黄八丈・マダミを使った鳶八丈・椎の木を使った黒八丈を製作。
越後上布 本田利夫 苧麻(からむし)を手績(てう)みした糸を使用し、居座機で織り、雪晒しにする事等を条件として重要無形文化財に指定されている越後上布の有望株。
諸紙布 根津栄一 和紙織りの分野で、最高の技術保持者。
小千谷縮 小田島克明 大学を卒業後、父、小田島吉平の下で小千谷紬・縮の研究をする。平成10年に、小田島原始布を発表。
三才山紬 横山俊一郎 草木染めのみの、100%オリジナル紬。自宅の裏山で採取した植物を使用して糸を染め上げ、独特の色合いを生み出し織り上げた”土”の匂いがする紬です。
中部・北陸・近畿・中国
郡上紬 宗広陽助 草木染・手織り・縞柄を特徴とする郡上紬を戦後、郡上工芸研究所を作り再興に力を尽くした故宗広力三氏は人間国宝。その息子陽助氏が今、技術を守り続けている。
能登上布 山崎仁一 独特の櫛押捺染の技法によって作り出される織の名品は、丈夫で一生ものとまで賞賛され、今は県の無形文化財にされている能登上布の第一人者。
越前石田縞 佐々木理恵 石田縞は江戸時代末期に興った木綿織物です。戦前は、県内の小学校などの制服としても採用されていました。戦後その姿を消した石田縞を復元し現在ただ一人の技術保持者。石田縞は手紡糸・草木染・手織りが3原則です。
越前竹紙布 竹内康子 帯を中心に竹紙を使って織り上げる、越前竹紙布の期待の星。竹繊維を50~70%配合した竹紙から糸を紡ぎ、それを縦糸として織り込んだものが竹紙布です。経糸には、絹糸・綿糸を使って織り上げます。
藤布 加畑兼四郎 天然素材の丹後地方の藤の蔦皮を使って織り上げる藤布の第一人者。
弓浜絣 田中博文 松・竹・梅・鶴・亀等の吉祥文の柄が多い絵絣の木綿織物。米作りに不適当な地質だったため古くから綿栽培がされていて、この綿花を用いて織られた絣を「浜の目絣」と呼び。弓ケ浜絣も「浜の目絣」と称された。伊予絣の絵絣の技術導入後、現在の形となる。
九州・沖縄
久留米絣 小川内龍夫 木綿絣の最高峰。故松枝玉記氏を輩出した久留米絣も、今は技術保持者が重要無形文化財に指定され、その中でもリーダー的存在。
綿薩摩絣 谷口邦彦 綿絣の繊細さが特徴の織り作家。大島紬の産元(東郷織物)が、現在辛うじて生産している。
芭蕉布 平良美恵子 重要無形文化財。義母である平良敏子氏と共に芭蕉布の技術保持者の育成に尽力。材料の糸芭蕉の生産から糸作り、染織、織り上げまですべてを一貫生産している。
琉球美絣 真栄城興茂 琉球藍で表現した、グラデーションは絶品。”琉球藍”と語りながら最高の藍染めをして織り上げた絹織物・縞織物はまさに(美絣)と言う名にふさわしい。
読谷山花織 比嘉恵美子 組合設立・伝統工芸品の指定等に尽力、花織の糸染めに従事している。この織物は琉球王府の手厚い保護のもと御用布に指定され王府の貴族と読谷の人々以外の一般庶民は着る事が禁じられていました。明治時代に絶えてしまった幻の花織が復元されたのは、戦後になってからです。ジンバナ(銭花)・オージバナ(扇花)・カジマヤー(風車)の三つの基本花の組み合わせで花柄を作ります。
琉球絣 嘉手刈千勇 ウージ染(サトウキビ)をした作品が多く、産地のホープである。琉球絣の最高級品「琉球手縞」の製作者でもある。
琉球絣 赤嶺忠 琉球絣の普及に尽力し、琉球絣・南風原壁上布の製作者。
琉球絣 大城一夫 国の名匠、大城廣四郎を父に持ち、その絣の美しさを受け継ぐ実力。
首里花倉 伊藤峯子 琉球の織物の中で一番難しい織物で、昔の琉球王朝の王室しか着れなかった織物。花倉織の第一人者。
首里花織 仲真留美子 現代的な配色が素晴らしく、首里花織の希望の星。
首里花織 新島盛道 首里花織りの作者。首里織の発展に尽力。
南風原花織 大城ヨシ子 南風原は沖縄最大の織物産地。以前は木綿の琉球絣が中心だったが今は花織も製作中。
宮古上布 本村三子 重要無形文化財。非常に生産量が少なくなった宮古上布の作品の生産維持に尽力。
八重山上布 中村澄子 石垣島の上布の作者で、さわやかな白上布が特徴。
石垣川平織 深石美穂 石垣島で生まゆ引きをした糸に草木染めをして織り上げたオリジナル作品を制作。
ミンサー織 新裕二 ミンサー(綿織物)の概念を破った、絹素材のミンサー織を製作。
竹富ぐんぼう 島仲由美子 タテ糸に木綿、ヨコ糸に麻・芭蕉を使ったぐんぼうを製作。竹富ぐんぼうの第一人者。交布(グンボー)は経糸と緯糸の異なった素材で織り上げたもの。
久米島紬 山城てる代 久米島紬は、地色に黒・柄及び絣には茶色と焦げ茶を配する構成が主である。地色は泥染めの技法を用いている。最近は、黄色「福木」・グレー「ユーナ」・グリーン「サトウキビ」で地色を染色した草木染めも多く見られる。
与那国織 崎元徳美 日本最南端の地、与那国島で、花織を中心に作家活動をしている。
紅型 玉那覇有公 城間家14代・城間栄喜氏に師事。紅型では唯一人、人間国宝に認定される。
紅型 知念初子 琉球王朝時代から続く紅型宗家として、城間家、沢岻家、知念家があり、その知念家の流れを汲む中心人物。
紅型 城間栄順 城間家15代。代々続く城間家の伝統を受け継ぐ紅型の第一人者。

※紅型…15世紀に始まる沖縄唯一の伝統的な染物で、技法によって型付け(型染め)と糊引き(筒描き)とにわかれる。綿布・絹布・芭蕉布などに顔料及び植物染料を用いて手染めする。色鮮やか紅型と、琉球藍の浸染による藍形(エーガタ)とがあり、それぞれ華麗な魅力を有している。

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