宇治紬物語館

受付時間:9:00~17:00お問い合わせフォーム

ギャラリー

ギャラリーギャラリー宇治紬物語

宇治紬物語館ギャラリー

宇治上神社や平等院鳳凰堂などの世界文化遺産を有し、悠久の歴史をもつ京都府宇治市に「宇治紬物語館」が2015年9月にオープンいたしました。日本三古橋のひとつに数えられる宇治橋の程近くの本格木造建築のギャラリーで、個展会場やパーティー会場など多用途にお使いいただけます。

普段は重要無形文化財指定品や、今では生産されていないものなどをはじめ、日本全国から集められた貴重な紬・絣織物の数々や、古代衣装などを常設展示いたします。

展示の見学は無料です。宇治にお越しの際はぜひお立ち寄りください。


開館時間 13:00~15:00(月曜休館) ≫アクセス

織物展示

昭和後期の織物展

月替わりのテーマ展示と、「諸紙布(もろしふ)」「たらま紅紬」を常設展示しております。

貴重な人間国宝、重要無形文化財の作家の織物を間近でご覧いただけます。

宇治散策の途中の足休めに、ぜひお立ち寄りください。

5月の展示

5月の展示

商品芸術とは

「これは私の造語ですけれど、うちで扱っているのはあくまで商品芸術です。
商品として売れる値段で、売ることを目的とした芸術であって、売れない値段、売れないほどの手間をかけられても困ってしまう。」

― 手織物流通士 山田標件 (ておりものりゅうつうし やまだ ひでかず)


どんなに芸術性が高くても、着心地が良くなければ、色落ちなど耐久性に問題があれば、商品として成り立ちません。
商品として再現性がなくてはいけないし、売れることを無視しては伝統として生き残れない。

「地域の歴史と伝承、伝統を持ち、高度な技術を持った職人が、売ることを目的として創作した芸術であり、売れるものこそが商品芸術として進歩と発展を果たし、継続されるのです。」


出典:青木奈緒「きものめぐり 誰が紬 わが紬」

月替わりのテーマ展示 - 2018年 -

5「貴重品 ぜんまい織」 鷹の湯泥染織・白鷹板締め・琉球紅型

“貴重品” ぜんまい織

ぜんまい織ぜんまい織(非売品)
鱗文様地紋鱗文様地紋

東北の山村では五月の雪解けを待ってぜんまい採りが始まる。ぜんまいの新芽は綿衣(わたごろも)で守られている。それを食用の茎と織物に用いる冠毛とに分ける。 それを天日でよく乾かす。

八月頃90度ぐらいで蒸し、乾燥後、真綿を混ぜて綿状にし、手で糸を紡ぐ。そして、経糸(たていと)には綿か絹を用い、緯糸(よこいと)には、綿花にぜんまいを混ぜた紡糸。
このように、気の遠くなるような根気のいる作業を経て織り上がった布は、水をはじき、温かく羊毛にも似たやわらかさと独特の自然色を持つ着物が出来あがる。

この三角形の鱗文様(うろこもんよう)は古くから病魔を表すとされると同時に悪霊を退ける呪性を持つとされ、近世になって鱗文(うろこもん)と呼び、厄除けの文様として使うようになった。
かつては、厄除けと女性の心に住む鬼を戒めるために鱗文様地紋の地がたびたび用いられた。

鷹ノ湯泥染(置賜紬)

鷹ノ湯泥染(置賜紬)鷹ノ湯泥染(置賜紬)鷹ノ湯泥染(置賜紬)鷹ノ湯泥染(置賜紬)

「鷹野湯」は、山形県西置賜郡白鷹町にある温泉です。地下1000mから汲みだされる温泉には、大変粒子の細かい泥が含まれます。その地底が湧出する温泉水の泥(温泉泥)を媒染液に用い、あけぼの繭からとった絹糸を天然の草木で染め、手織で織ったものです。

山形県の内陸部南部の置賜地方では、昔から養蚕の盛んな地方で織物の発達した地域で米沢・長井・白鷹の各産地があり、それぞれ特徴のある織物があります。

中でも「鷹ノ湯泥染」は、白鷹の小松寛幸さんが織る希少な「置賜(おいたま)紬」の織物です。
「置賜紬」は、米沢・長井・白鷹に伝わる紬の総称をいいますが、中でも、鷹ノ湯泥染の置賜紬は、しなやかで固市のある「あけぼの繭」から採る糸を天然草木で染めた手織の紬織物です。

それは、紬らしい生地肌と光沢があり、天然草木染による深い色合いのある最高に着心地が良いきものです。「鷹ノ湯泥染」は経済産業大臣指定 伝統工芸品の指定を受けています。

ギャラリーにてお買い求めいただけます。

鷹ノ湯泥染鷹ノ湯泥染 / 320,000円

鷹ノ湯泥染鷹ノ湯泥染 / 360,000円

白鷹板締め(しらたかいたじめ)

白鷹板締め白鷹板締め
白鷹板締め白鷹板締め
白鷹板締め白鷹板締め

白鷹絣の文様は、締精緻な板締染めによって織り出される小絣模様の織物で、全国的な名品として高く評価されています。

小絣製造は絣板(かすりいた)の製作、板締めによる染色、高機による織出しの工程からなっています。

絣ならではの繊細な文様が特色で、蚊絣や十文字、亀甲など通常の染色技術では難しい細やかな文様に仕上がります。また「白たかお召」の場合は、織った後にお湯に浸すことで、独特の鬼しぼの独特の風合いが生まれます。

ギャラリーにてお買い求めいただけます。

白鷹板締め白鷹板締め / 360,000円

白鷹板締め白鷹板締め / 360,000円

白鷹板締め白鷹板締め / 320,000円

王府の花布~琉球紅型

琉球紅型 帯 城間栄順琉球紅型 帯 城間栄順
琉球紅型 帯 宮城里子琉球紅型 帯 宮城里子
琉球紅型 帯 知念初子琉球紅型 帯 宮城聡子

紅型(びんがた)は、沖縄を代表する唯一の染物です。
紅型は14世紀には裂が現存しており、起源は13世紀頃と思われます。「紅」は色全般を指し、「型」は様々な模様を指していると言われます。
この定義をしたのは染織家で人間国宝の鎌倉芳太郎で、1924年に初めて「紅型」という文字を使ったのが始まりとされています。

紅型には型紙を使う型染めと、糊を筒状の袋に入れて使う筒描きがあります。
型紙を使う場合は主に衣装を作るのに用いられます。
筒描きはうちくい(ふろしき)や垂れ幕など大きなものを染めるときに使われる場合が多いです。

特徴は、沖縄の染織は島に自生する染料を用いるのに対して、紅型は顔料が使われることです。顔料は染料とは違い鉱物性で、重みのある色彩が生まれ、あたたかさと力強さを感じます。

ギャラリーにてお買い求めいただけます。

琉球紅型 帯 城間栄順琉球紅型 帯 城間栄順
560,000円

琉球紅型 帯 宮城里子琉球紅型 帯 宮城里子
520,000円

琉球紅型 帯 宮城聡子琉球紅型 帯 宮城聡子
440,000円

来月の展示

6「貴重品 読谷山花織」 琉球かすり・ウージー絣・琉球紅型

平成30年のギャラリー展示企画(予定)

昭和後期の織物
  •  1月・睦月(むつき)「貴重品 厚司織」        えぞ織・厚司織・紅型
  •  2月・如月(きさらぎ)「貴重品 紅花訪問着」     こぎん刺・裂衣織・紅型
  •  3月・弥生(やよい)「貴重品 紅紙布訪問着」     長井紬・最上川織・紅型
  •  4月・卯月(うづき)「貴重品 越後上布」       小千谷縮・郡上紬・秋田八丈・紅型
  •  5月・皐月(さつき)「貴重品 ぜんまい織」      鷹の湯泥染織・白鷹板締め・紅型
  •  6月・水無月(みなづき)「貴重品 読谷山花織」    琉球かすり・ウージー絣・紅型
  •  7月・文月(ふみづき)「貴重品 石垣川平織」     芭蕉布・知花花織・紅型
  •  8月・葉月(はづき)「貴重品 小千谷縮絵羽」     小千谷縮・大羽かすり・紅型
  •  9月・長月(ながつき)「貴重品 手紡筒描」      能登上布・越前石田縞・紅型
  • 10月・神無月(かんなづき)「貴重品 交布(グンボウ)」 八重山上布・宮古上布・紅型
  • 11月・霜月(しもつき)「貴重品 諸紙布紅型」     黄八丈・諸紙布・紅型
  • 12月・師走(しわす)「貴重品 吉野間道」       久米島紬・与那国織・紅型

※「昭和後期の織物」(A4版/134p/上製本 5,500円 発行:ギャラリー宇治紬物語館)

※ 現物の見学をご希望の方はご連絡願います。


常設展示2階

  • [1] 諸紙布 お客様オリジナルの諸紙布コーナー
  • [2] たらま紅紬

常設展示

~ 紙衣1200年の歴史 ~
    諸紙布 (もろしふ)

諸紙布帯 桜 川下り諸紙布帯 桜 川下り 342,000円(仕立て代込)

紙布(しふ)は、手漉の和紙を細く切り、手もみしたものを布に織り上げたものです。経糸、緯糸共に和紙(竹紙)を使用したものを諸紙布(もろしふ)と言い、和紙そのままを使用した紙衣(かみこ)の伝統を引き継ぐ、和紙を用いた手織りの布で軽くて強くて通気性が良く肌触りが良いのが特徴です。

桜 川下り 元写真

写真や絵を元に、オリジナルの諸紙布帯を制作いたします。

宇治の桜を題材にした諸紙布の帯を織り上げました。

「桜 川下り」
日本最古の橋として知られる宇治橋の上流の宇治川沿いには両岸には「染井吉野」など約2000本の桜が咲き誇り、美しい桜景色となります。周辺には平等院や宇治神社などの観光地がたくさんあります。宇治川には遊覧船が行きかい、優雅に船上からの景色を楽しみながらゆっくりとした時間を過ごせます。

たらま紅紬

たらま紅紬たらま紅紬 360,000円 着尺

多良間村の村花でもある紅花は「タラマバナ」と呼ばれ、首里王府に上納されてきました。しかし、近頃では栽培は途絶えていました。

その紅花を種から栽培し、多良間の新しい織物を生み出そうと「たらま花保存会」が発足しました。

たらま花を染料とした新しい織物を開発するため、紅花の本場山形県から伝統工芸士の小松紀夫さんを招き、紅花を使った染色技術の研修会を行い、新しい多良間島の織物が出来上りました。

紅餅

良質な「たらま花」から紅餅を作る

多良間島では三月~四月頃に花が満開を迎えます。咲いた花の花弁を摘み取り、「紅餅」に加工してから染めの支度に入ります。

お気軽にお問い合わせください!

伝統織物で創る洋服

宇治紬物語は歴史的な日本の伝統織物を使い、デザイナー宮崎東海氏とのコラボレーションによる洋服を制作致しました。
詳しくはこちら ≫

宇治の緑茶と沖縄の自然の恵み

宇治の緑茶と沖縄の自然の恵みが出合いました!沖縄では馴染みのハーブ月桃や多良間の紅花を、宇治の良質なお茶とブレンドしました。
詳しくはこちら ≫

レンタルスペース

京都、宇治橋近くの本格木造建築のギャラリーで
あなたの作品を展示してみませんか

1st floor

1階は吹き抜けのある23畳と、喫茶ルーム、キッチンスペース。
入口を入ると、ギャラリースペースが広がり、解放感溢れる吹抜けの空間が来場者を迎えてくれます。

2nd floor

2階は宇治川が展望できる13畳分の琉球畳を敷いた和のスペース。
ゆったりと会話が出来、お抹茶でのおもてなしの場としてもご使用して頂けます。

使用用途

1作品の展示

入口を入ってすぐ、解放感あふれる吹抜けの空間がギャラリースペースとなっています。


重厚な木のテーブルもご使用いただけ、壁に設置されたスポットライトが展示作品を効果的に見せます。

2パーティー会場に

JR京都駅から約20分、京阪三条駅から約33分。アクセスが抜群で、京都市内からも日帰りが楽に出来るので、遠方からのお客さまにも大変便利な場所にあります。


また、キッチンが完備しており、ケータリング等、合わせてご利用して頂けます。

3セミナー会場として

机や椅子をご用意しております。
補助椅子も人数に合わせて準備していますのでご相談ください。


キッチンには、冷蔵庫、食器、コーヒーメーカー等の設備を備え、セミナー休憩時に使用して頂けます。
また、2階の和室は講師等の休憩室としてお使い頂けます。

貸しギャラリーの使用料金 ※要予約

一日(9時~22時の間の8時間) ・・・・・・ 20,000円
一週間 ・・・・・・ 100,000円
延長料金 ・・・・・・ 一時間につき 3,000円

※展示品等の搬入時間も含みます。
※いずれも税別価格/※電気代・水道代込み

お気軽にお問い合わせください!

アクセス

宇治紬物語館ギャラリー 周辺地図

JR宇治駅から1キロ、京阪宇治駅から300メートル

宇治紬物語館ギャラリーは、源氏物語「宇治十帖物語」の「早蕨」の石碑のすぐそば、「さわらびの道」通りにあり、世界文化遺産・宇治上神社の参道にあります。
宇治上神社から300メートル、平等院から550メートル、源氏物語ミュージアムから350メートルと、観光ツアーにも最適のロケーションです。

駐車スペース 3台分

TOP